学校ブログ

小原ヶ丘コミュニティースクール運営協議会がありました

1月23日(木)午後、小原ヶ丘コミュニティスクール運営協議会が行われました。

この運営協議会は、学校職員、教育委員会委員、教育委員会事務局職員、2名の区長の方、町商工会の代表の方、JAみなみ信州高森支所の方、PTA正副会長から構成され、学校運営の方針を承認したり、学校の教育活動への人的支援(学校支援ボランティア)のコーディネートをしたり、学校評価をもとに次年度の教育活動の方向性を議論したりする場です。年に2回(5月、1月)、会合を開いています。

この日は、学校から生徒と保護者に対して行った学校評価アンケートのまとめの報告、各学年の総合的な学習の時間(「高森の時間」)における体験的、探究的な学びの成果と今後の課題に係る報告、学校支援活動に係る報告(読み聞かせボランティアによる生徒へ定期的な読み聞かせ活動、「小原ヶ丘塾」の名称で通年で開講している生徒向けの学習塾における学習指導等)を行い、その後、委員による意見交換がなされました。

湯澤委員長からは、「『わからなくても楽しい』と生徒がいきいきと語れるような授業づくりを、ぜひ中学校では進めてほしい」旨の話がありました。また、町小中学校コミュニティスクール統括コーディネーターの芦部公民館長からも、「『高森の時間』で具現されている探究的な学びを、ぜひ教科学習の中でも生み出していってほしい」旨の話がありました。また、多くの委員の皆さんから、生徒が地域の中で見せている気遣いのある姿やこれまでにない躍動的な姿を教えていただくことができ、学校職員によっては勇気と刺激をたくさん頂戴する時間となりました。

【運営協議会のようす】

【小原ヶ丘塾のようす(7月講座)】

 

 

 

新年、新学期の決意が校内各所に

3学期が始まり、校内の至るところに新年、新学期を迎えてのねがい、抱負、決意を記した掲示物が見られます。

1、2学年の教室が並ぶ南校舎2階の廊下壁面には、生徒諸君が自ら選んだ四文字熟語を記した「書き初め」が展示されています。熟語のチョイスも当然個性的ですが、やはり、何よりその文字の違いが、実に個性的です。「字は人なり」と言いますが、まさに、その言葉が真実であることを、これらの「書き初め」は雄弁に物語ります。

また、1学年の廊下壁面には、1年生の生徒諸君が心を込めて書いた個人目標が、巳年の「蛇」にちなんで、まるで蛇がうねるように工夫して掲示され、廊下を通る人たちの目を楽しませてくれています。

校内各所に、生徒諸君の清新な息づかいが感じられる新年、新学期の始まりです。

3学期の始業式が行われました。

1月8日(水)、3学期の始業式が行われました。2学期終業式同様に、感染症等の流行防止のため、校内放送を通じての実施でした。

3名の代表生徒からは、部活動への取組に力を入れることを通して先輩としての自覚を高めたいという決意や、毎日の清掃やあいさつへの取組を「自分から」の精神を大切に実行したいという決意、そして3年生として高森中で過ごせる時間が限られているからこそ何気ない瞬間も大切にして生活をしたいという決意が、誠実に語られました。

髙宮校長からは、「自分で考えて自分で動く」ことをいつも大切に、「変化」が期待される巳年の今年を生徒も職員を創ってほしいとのお話がありました。

この冬、初めての本格的な降雪に見舞われたこの日でしたが、雪景色の純白とピリッとする寒さが、新しい学期のスタートを清新さに満ちたものにしていました。

*本年も、引き続き本校の教育活動へのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。

2学期終業しました

12月26日(木)、85日間の2学期が終業となり、終業式が行われました。(感染症等の流行防止のため、オンラインでの実施となりました。)

終業式に先立ち、2学期に校外活動等で顕著な成績を残した生徒への表彰が行われました。

その後、3名の代表生徒から2学期をふりかえっての意見発表が行われました。そして、校長講話では髙宮校長から、2025年の干支は「巳年」であり(蛇は古代から、再生や永遠の象徴とされてきました。それは、蛇が皮を脱ぎ捨てて、新たな姿に生まれ変わることに由来します)、「巳年」は新しい挑戦や変化に対して前向きな姿勢を示せる年とも言われことから、この年末年始休業中に、生徒ひとりひとりが、「自ら考え、自ら動く」ことを「やってみよう!」と決意し、新しい自分をつくることができる「巳年」になるための心の準備をしてほしいとの話がありました。

3学期の始業は、年明け令和7年1月8日(水)です。

 

2学期、本校の教育活動に対して深甚なるご理解とお力添えをいただきました皆様に、心より感謝申し上げます。本当に、ありがとうございました。3学期も引き続き、お支えいただきますようお願いいたします。

 

 

 

高森町カルタ公開!

本校3年2組が「高森の時間」(総合的な学習の時間)で取り組んできた、高森町で営業している名店等のPR活動の集大成として、「高森カルタ」を作成しました。ぜひ、ご視聴ください。

(以下は、高森町公式Youtubeチャンネルの宣伝文です。)

長野県高森中学校3年2組です!
今回はこれまでの高森町PR活動の集大成として「高森カルタ」を作りました!
クラス全員で作り上げたので最後まで見ていってください。後編もすごく面白いですよ!
shorts動画を投稿してきて、皆さんのコメントや高評価がとても支えになりました!ありがとうございました。
これでPR活動は終わりになりますが、今までの動画は残るので、高森を旅する時の参考にしてください!

https://www.youtube.com/watch?v=sUOEkDOP-JE&t=14s

生徒会総会行われる 第60期生徒会から第61期生徒会へのバトンタッチ

12月16日(月)5、6校時、本年度第2回の生徒会総会が行われました。

今年度(第60期)の活動報告、決算報告と承認等の議案が扱われ、今年度の生徒会活動の締めくくりが行われました。

また、令和7年度(第61期)生徒会役員候補の紹介と承認が行われ、新しい活動推進体制が整いました。

今回の総会では、生徒会テーマ「しんか ~進・新・深~」について、全会員によるリフレクションの時間が設けられました。すべての学年の生徒が積極的に挙手発言を行い、学校目標「自主」や「自省」の姿を示していました。そして、1年間の活動を通じての自分たちの成長を実感する、得がたい時間をつくることができました。

来年度も、「会員の自主的な活動により、会員相互の教養を高め、また親睦を深めて健康を増進し、よりよい社会人となる基礎を養い、もって健全な校風を樹立する」(生徒会会則第2条)ための歩みを進めていきます。

学び続ける力を育む特別支援学級での学習

12月10日(火)の3時間目、特別支援学級(すずらん学級)で10月に行った校外学習に関わる発表会がありました。生徒はこれまで、国語の時間や生活単元学習(教科等を合わせた指導)の時間に、発表のための原稿やプレゼンテーションシートをPCで作成したり、模造紙を用いてポスターを作成したりして、発表会の準備を進めてきました。また、発表会を内輪の取組だけにせず、校長や教頭を招待して外に開かれたかたちで開催してくれました。

本校の特別支援学級では、校外学習をとても大事に考えています。目的地の選択、活動内容の検討と決定、校外学習のしおりの作成、学習のまとめとふりかえり、発表会の開催等、生徒は学級担任や教科担任の指導を受けながら、調べる力、見通しをもってものごとを進める力、移動手段を活用して行動する力、他者に情報を適切に伝える力、自己をふりかえる態度等の、社会に出てからも通用する学力を培っていきます。

ちなみに、今月初めにも特別支援学級(6組)の生徒が、進路に係る学習として、阿南町にある長野県阿南高校の見学を中核とした校外学習に出かけており、すずらん学級同様に、学習のまとめを行います。今後も、特別支援学級では、生徒の「これからの人生」に確かに生きる学力を培うために、楽しくてためになる校外学習に取り組んでいきます。

 

2年生、修学旅行に向けた準備が進んでいます

「もう修学旅行の準備?」と思われる方もいるかもしれませんが、2年生は現在、来年4月に予定されている奈良と京都への修学旅行の準備を進めています。

先月末には修学旅行の行動班のメンバーが全学級で決まり、12月3日(火)の午後には、旅程に関する班ごとによる話し合いが行われていました。

当然ながら、生徒全員が一人残らず、心の底からすべてを納得して行動班のメンバーが決められたり、学級や班で訪れる見学地が決定できたり、修学旅行中に食べる食事を決めたりすることはできません。しかし、この旅行の準備と2泊3日の旅行のプロセスを通じて、きっと、そういった小さな違和感や不満が、大きな達成感と満足に変化します。いつまでも忘れ難い「思い出」というのは、そういった悲喜こもごもが豊かであればあるほど、芳醇なものとなるはずです。

卒業記念写真の撮影がありました

12月2日(月)、3年生が制作中の卒業記念アルバムに収載する学級、学年等の集合写真、職員の集合写真の撮影が行われました。今日は、これ以上ないというほどの快晴に加え、暑ささえ感じる日射しでしたが、生徒諸君は嬉々とした表情で撮影にのぞんでいました。

南信州の秋は文字通り駆け足で終わってしまい、学校周辺も初冬のたたずまいになっています。気がつけば、2学期の登校日数も20日を切りました。生徒も職員も、2学期のよい締めくくりができるよう、残りわずかな2学期の日々、ひとつひとつのことがらに丁寧に取り組んでいきたいと思います。

「 何にても置付けかへる手離れは 恋しき人に別るゝと知れ」(利休百首より)

 

防災訓練(地震想定)がありました

11月29日(金)、第3回防災訓練がありました。今回は、訓練実施に係る告知をせずに行う防災訓練でした。避難想定は「地震の発生」でした。緊張感のある、今年度最後の訓練にふさわしい時間になりました。

実は昨日28日(木)朝8時過ぎ、災害警報装置に誤信号が発信されて、校内の警報装置が作動し、地震発生の緊急放送が流れました。その際、朝の学級活動の最中でしたが、すべてのクラスで、生徒はその放送を聞いてすぐさま机の下に入って身を守る行動を行うことができました。期せずして、真実味のある訓練が前日にできました。

髙宮校長からは、いつ起きるかわからない災害だからこそ、その備えが文字通り大切であり、だからこそ、学校で行う訓練を真剣に行うことが重要である旨の話がありました。

特別支援学級生徒・保護者対象の進路講話がありました

11月28日(木)午後、特別支援学級生徒・保護者対象の進路講話を開催しました。

今回は、松本市にあるエクセラン高校の副校長の方、地元の飯田OIDE長姫高校定時制課程の教頭の方、飯田養護学校高等部の進路指導主事の方に来校していただき、それぞれの学校の教育課程の特徴、授業のようす、卒業後の進路選択等について、丁寧に説明していただきました。

今回は、町内の小学校の特別支援学級に児童を通わせている保護者の方にも会への参加を呼びかけたところ、多数の保護者の方が聴講に来てくださいました。

生徒も、各校の講師の方のお話に時折深くうなずいたり、配付された資料やプレゼンテーションの画面に見入ったりと、熱心に学ぶ姿がありました。

「知ること、学ぶことは、世界の見え方、捉え方を広げ深めること」と言います。今後も、自分の生き方を考え、創っていくための進路学習を、学校全体で大切にして進めていきます。

令和7年度生徒会正副会長選挙の立会演説会と投票が行われました

11月25日(月)午後、令和7年度生徒会(統合中学校第61期)正副会長選挙の立会演説会と投票が行われました。

2年生の学年内選挙を経て立候補した生徒会長、副会長候補とその推薦責任者は、先週までで全学級の訪問演説を終え、今日は全校生徒を前に、自身の掲げる生徒会づくりにおける公約を改めて訴えました。

その後、全校生徒は選挙管理委員会の管理のもとで、投票を行いました。その際、民主主義の学習の一環として、高森町選挙管理委員会より借用した、実際の国政選挙等でも利用される投票箱、投票用紙記載台等を利用させていただきました。

学校における教育活動は、生徒会活動はもちろんのことそのすべてを、「平和で民主的な」国や社会づくりを主体的に実践できるひとりひとりが育つために行われます。今日の生徒会正副会長選挙も、そのための具体的で大切な機会のひとつです。

*教育基本法 第一条

「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」

読書旬間始まる(生徒会図書委員会の特別活動)

11月25日(月)から、読書旬間(生徒会図書委員会の特別活動)が始まりました。

朝の10分間読書の充実のための委員による呼びかけの励行、図書館の貸し出し冊数向上のためのイベントの開催、先生方からのおすすめ本の紹介等の取り組みが行われます。

南校舎1階の大廊下には、先生方からのおすすめ本と先生方の手作りによるポップが展示されました。本を通じて、その本の作者、登場人物たち、そしてその本をおすすめした先生の人柄等と「出会う」ことで、何倍もの読書の喜びを得ることができます。

「本は心の食べ物です。そして、いくら食べても満腹にはなりません」と言われます。たくさんの本を心に食べてもらえる、そんな読書旬間にしたいものです。

2学期期末テスト、第5回総合テストが行われました

11月18日(月)、19日(火)の2日間、2学期期末テスト(1、2年生)と第5回総合テスト(3年生)が行われました。

「試験」という熟語の「試」の字も「験」の字も、いずれも訓読みは「ためす」となります。生徒の皆さんは今日まで、テストにおいて「ためす」に値する力を、授業や家庭学習で培ってきました。昨日、今日はその力を存分に「ためす」ことができたと思います。

しかしテストは、実は出題をしている教員にとっても、自分が日々行っている授業が、生徒の皆さんが確かに学ぶ力を培えるものになっているかが、鋭く「ためされる」時でもあります。

実りの秋が深まる日々ですが、学びの実りも校舎内に満ち満ちてほしいと思います。

能登半島地震・奥能登豪雨災害被災地支援のための募金活動を行いました

11月16日(土)、高森町の大型量販店の店舗入り口をお借りして、能登半島地震・奥能登豪雨災害被災地支援のための募金活動を、本校生徒会役員を中心となって行いました。店舗を訪れた多くの方々が、募金活動の趣旨に賛同し、募金に協力してくださいました。

今回の募金活動とそれに先立って行われた学習会には、本校生徒会の呼びかけに応じて、飯田市立飯田東中学校学友会の役員の皆さんも参加してくださいました。今後も、飯田下伊那地区の若者が思いを共有し、連帯して社会づくりに関わっていけるとすばらしいと感じます。

今回の取り組みにご理解とご協力をいただいたすべての皆さんに、心より感謝いたします。本当に、ありがとうございました。お寄せいただいた義捐金は、大切に扱わせていただきます。

 

11月16日(土)高森中生徒会と飯田東中学友会が協力し、能登半島地震・奥能登豪雨被災地復興支援募金を行います

高森中生徒会役員と飯田東中学友会役員が協力して、能登半島地震・奥能登豪雨被災地復興に協力するため、募金活動を行います。以下の場所、日時に実施しますので、ぜひご協力ください。2校の中学校生徒会が協力して行う募金活動は、おそらく当地域では初めてのことです。

 

場所:MEGAドン・キホーテUNY高森店

日時:11月16日(土)10:00~16:00

ようやく秋を感じる高森町

11月13日(水)朝は、下伊那の秋の風物詩である「天龍川の川霧」が美しく見られました。

ここ1週間ほどで、ようやく学校敷地内の樹木や学校周囲の山々が紅葉で色づき、秋を実感できる雰囲気になってきました。でも、昼間はちょっと動くと汗ばむような気温が続いています。気候変動の実際を、ここ下伊那地域でもひしひしと感じます。何の憂いもなく「秋が深まったなあ」という感慨にひたることもできない、そんな思いもあります。

町と地域の皆さんの支えの中で学ぶ

高森町のご尽力で5月開催された「しごと☆未来フェア」(キャリアフェス)でご協力いただいた津具屋製菓(高森町)様のブースに参加した2年生の生徒が発案したアイデアがもととなり、この度、新商品が開発されました。

高森町職員の皆様、津具屋製菓様、いつも本校の教育活動を支えていただき、本当にありがとうございます。

*信濃毎日新聞 11月12日

令和7年度生徒会正副会長選挙運動が行われています

現在、令和7年度生徒会(第61期)正副会長選挙運動の期間中です。

校内には各候補者の選挙公報用のポスターが掲示されたり、候補者による教室訪問演説が行われたりしています。今朝も、朝の学級活動の時間に、候補者と推薦責任者が各教室を訪問して、生徒会活動を通じてどのような学校をつくっていきたいのかとその理由、そのための具体的な施策について一生懸命伝える姿と、それを真剣に聴く姿がありました。こうした取り組みを通じて、生徒は民主主義の社会をつくるためのマインドと手続き、方法を学んでいきます。

立会演説会と全会員による投票は、11月25日(月)に行われます。

 

能登半島地震から学ぶ 事前防災の重要性

高森中学校生徒会では、能登半島地震・奥能登豪雨によって、甚大な被害を受けられた方々を支援しようと、募金活動等を行ってきました。

11月9日(土)には、一般社団法人危機管理教育研究所上席研究員の後藤武志様(飯田市教育委員会事務局生涯学習・スポーツ課長)を講師としてお招きし、被災地の現状や課題等についてワークショップも交えながら学ぶ学習会を行いました。仲間同士それぞれの考えを意見交換しながら、自分事として考え、今後どう行動すべきかを考える貴重な時間となりました。