学校ブログ

10月31日(金)は、体育祭が開催されます。これまでは、文化祭「小原ヶ丘祭」のプログラムのひとつとして開催されていましたが、暑さ対策の一環として、今年度より文化祭のプログラムからは外し、10月下旬に単独の生徒会行事として開催することとなりました。

 

朝、放課後の学級活動の時間になると、校庭にはたくさんの学級の生徒が集まり、大縄跳びや障害物競走の練習が行われています。そのようすを見ていると、大縄跳びを、まとまり良く相当な回数跳ぶ学級、数回にも届かない回数を跳んだけで縄がひっかかってしまう学級、笑顔と歓声と息をそろえるためのかけ声が元気よく出ている学級などなど、本当に多様で個性的な学級の実態がわかります。そして、当たり前ですが、それぞれの学級の生徒ひとり一人にも、大縄跳びへの思いの多様性と個性的なありようが、確かに存在しています。この多様性と個性的なありようが、どうゆるやかにまとまっていけるのか。そこに、今回の体育祭に学級として取り組む大きな意味があります。

 

「たかが大縄跳び、されど大縄跳び」―今、高森中学校のすべての学級で、このことばの意味をかみしめることになっています。

 

 

 

 

 

10月17日(金)午前、1年生のある学級で研究授業が行われました。公益社団法人下伊那教育会の国語科委員会のメンバーのひとりであるK先生と、この学級をふだん教科担任しているS先生のふたりが授業者となり、平安時代に書かれた物語である「竹取物語」を取り上げた古典の学習を、生成AIを大胆に取り入れて行うという、大変意欲的で挑戦的な授業でした。

 

授業では、生成AIに「竹取物語」の本文を事前に学習させたうえで、生成AIを「かぐや姫」と見立てて、自分は「くらもちの皇子」の語りのテクニックを自分なりに本文の記述から探り、そのテクニックを使って生成AI「かぐや姫」に「求婚」のことばを入力。そして、その「求婚」のことばを受け入れるのか受け入れないのかの判断を、生成AI「かぐや姫」が行い、生成AIが返してくるフィードバックをもとに古典の読み方を広げたり、深めたりすることをねらいました。

 

生徒は、ひとりで、あるいはペアやグループになって、「竹取物語」の本文や補助資料に向き合ったり、仲間と「求婚」のことばの妥当性について意見交換したり、K先生やS先生に質問したり相談したりしながら、思い思いに学習を進めました。

 

まだまだ、検討の余地がかなり大きい生成AIの授業における利用ですが、これまでにない学びのあり方をもたらす教材、教具として、今後もその利用について研究を進めていきたいと思います。

 

 

 

10月10日(金)午後、本年度2回目となる小中接続研修会が、高森南小学校を会場に開催されました。この日は、本校生徒と高森北小学校の児童は、4時間授業を行った後に給食を食べて下校となり、両校の職員全員が高森南小学校へ移動し、公開された7つの学級の授業を参観し、その後、授業について語る会を行いました。

 

授業について語る会では、公開された授業を行った授業者と、小中学校の職員が7つのグループにわかれ、自由に意見交換をしたり、授業者の悩みについてメンバーが一緒になって考えを出し合ったりしました。

 

児童生徒とともに、「一緒に学ぶことができて良かった」と心底思えるような授業をつくるため、児童生徒に負けないよう、高森町の小中学校職員は学び続けます。

 

 

 

10月9日(木)午前、本校のすずらん学級(特別支援学級)では、自立活動の一環として位置付けている生活単元学習として、校内での販売活動を行いました。

 

今回は、あらかじめ職員から「注文」を受け付け、たこ焼きとかき氷を提供する喫茶・すずらん亭を「開店」しました。開店時間となっていた3時間目の休み時間から4時間目にかけて、すずらん学級には事前注文をした職員はもちろん、噂を聞いて駆け付けた職員がつめかけ、文字通り大繁盛となりました。「店員」となったすずらん学級の生徒は、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の声を大きく出しながら接客に努めたり、たこ焼きの調理をしたり、かき氷の準備をしたり、会計を行ったりと、大忙しの時間を過ごしました。

 

今回の販売活動を通じて得た収益を活用して、11月には旧飯田市街地の学習小旅行を行う予定です。

 

 

 

10月10日午後、高森町音楽祭のプレコンサートを本校1、3年生が鑑賞しました。

 

この催しは、高森町音楽祭の前日に、1年生を対象としたプレコンサートのかたちでプロの演奏家の方の表現に間近でふれる機会を設け、本校の音楽教育の充実を図ることを願って、昨年度から始まりました。今年度は、対象となる1年生に加えて、昨年度のプレコンサートを鑑賞していない3年生も参加し、ソプラノの小林さん、テノールの山本さん、ピアノの岡田さんによる美しく迫力ある演奏を聴きました。

 

プレコンサートの最後は、参加生徒全員と出演者の皆さんが、一緒に「翼をください」を合唱して、感謝の気持ちと感動をわかちあいました。演奏を聴いた3年生の女子生徒は、「すばらしい音楽にふれて、思わず鳥肌が立った」と話してくれました。思春期の時代に、こういった本物の芸術にふれることで「鳥肌が立つ」経験をすることは、人生の豊かさを広げ深めることにつながる「種」になると思います。

 

3名の出演者の皆さん、心のこもった演奏を届けてくださり、本当にありがとうございました。

 

 

学校の敷地に植わっている、高森町の木「キンモクセイ」がようやく花を咲かせ、秋を感じさせる薫りを放っています。

 

 

 

10月7日(火)午後、「生活のきまり」の見直しに係る生徒集会が行われました。

 

昨年度の生徒会正副会長選挙で、多くの候補者が「公約」のひとつとして掲げていたのが、「生活のきまり」の見直しでした。多様な感じ方や考え方をもつひとり一人の存在を大事にしながら、自分たちの生活を安心安全なものにしていくために必要な「生活のきまり」を、民主的な手続きをたどって検討し、決めだしていくために、今日の生徒集会では、その趣旨を全員で確認しました。そして、学年の枠を取り払い、自由に意見交換を行いました。

 

今後、各学級でも話し合いの場が設けられたり、生徒の検討した見直し案について教職員や保護者からの意見聴取を行ったりして、「生活のきまり」の見直しが進んでいきます。今回の取り組みは、見直しの「結果」よりも、見直しをしていく「過程」にこそ、大きな意味と価値があります。

 

 

10月1日(水)放課後、今年度から始まる、公立高校入学者選考におけるインターネット出願に係る保護者の皆さん向けの説明会が行われました。

 

長野県の高校入学者選考の歴史に残るであろう大きな変化でもあり、15時からという開催時間にもかかわらず、大変多くの保護者の皆さんが来校されました。県教委事務局から出された資料をもとに、今回の手続き変更について進路指導主事が丁寧に説明を行いました。

 

今後、手続きに係るより詳細な情報が県教委事務局から出されますので、順次、保護者の皆さんへ伝達や説明を行っていく予定です。

 

◇インターネット出願システム利用案内 リーフレット(長野県教育委員会事務局より)

 

 

9月26日(金)、27日(土)の2日間、第61回小原ヶ丘祭が行われました。

 

「自ら考え、自ら動く」のモットーを大事に取り組んできた学校生活を通じて培われた力が遺憾なく発揮され、2日間のすべての時間に、「Rise Together ~自分らしく前へ~」が具現された、充実の文化祭となりました。

 

この2日間を通じて生徒の中に生まれた「憧れ」の思いが連鎖し、仲間とともに高みを目指し、自己を研磨する生徒が満ちる小原ヶ丘の学び舎を創る努力を、年度後半戦も積み重ねていきます。

 

 

 【国語科、書写作品】

 

【技術科、木工作品:1年生】

 

【家庭科、幼児期をふりかえるポスター:3年生】

 

【美術部生徒の制作によるステージバック図】

 

【学級旗披露】

 

【1学年学級旗】

 

【2学年学級旗】

 

【3学年学級旗】

 

【1学年合唱】

 

【2学年合唱】

 

【3学年合唱】

 

【閉祭式における、全校生徒による文化祭テーマソング熱唱】

 

【閉祭式における閉祭宣言】

いよいよ明日から、生徒会最大行事の文化祭「第61回 小原ヶ丘祭」が開幕します。

 

「Rise Together ~自分らしく前へ~」のテーマのもと、生徒会の日常活動を充実させ、そこで得た成長を糧に、個人で、学級・学年で準備を進めてきました。

 

明日26日(金)は、開祭式、生徒会企画( 「のど自慢大会」、「未成年の主張」 )、展示見学が行われます。

また、明後日27日(土)は、音楽会(合唱コンクール)、閉祭式が行われます。

 

校内には、国語(習字)、美術(絵画作品)、技術家庭(オリジナル木製ラック、オリジナルバック、幼児期の自分史)等の教科展示が、廊下壁面、関係教室を会場に行われています。

 

多くの皆さんのご来校を、お待ちしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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