古典を最新のテクノロジーを交えて学ぶ 生成AIを活用した国語科の古典学習
10月17日(金)午前、1年生のある学級で研究授業が行われました。公益社団法人下伊那教育会の国語科委員会のメンバーのひとりであるK先生と、この学級をふだん教科担任しているS先生のふたりが授業者となり、平安時代に書かれた物語である「竹取物語」を取り上げた古典の学習を、生成AIを大胆に取り入れて行うという、大変意欲的で挑戦的な授業でした。
授業では、生成AIに「竹取物語」の本文を事前に学習させたうえで、生成AIを「かぐや姫」と見立てて、自分は「くらもちの皇子」の語りのテクニックを自分なりに本文の記述から探り、そのテクニックを使って生成AI「かぐや姫」に「求婚」のことばを入力。そして、その「求婚」のことばを受け入れるのか受け入れないのかの判断を、生成AI「かぐや姫」が行い、生成AIが返してくるフィードバックをもとに古典の読み方を広げたり、深めたりすることをねらいました。
生徒は、ひとりで、あるいはペアやグループになって、「竹取物語」の本文や補助資料に向き合ったり、仲間と「求婚」のことばの妥当性について意見交換したり、K先生やS先生に質問したり相談したりしながら、思い思いに学習を進めました。
まだまだ、検討の余地がかなり大きい生成AIの授業における利用ですが、これまでにない学びのあり方をもたらす教材、教具として、今後もその利用について研究を進めていきたいと思います。