学校ブログ

4月30日(水)は、本年度第1回の授業参観日でした。

参観授業は、学級担任の担当教科等の授業が公開され、多くの保護者、地域の方々に参観していただきました。

その後、髙宮校長からの校長講話(配付資料.pdf)、校内研究の主任・篠原教諭から学習活動と学習評価に関する説明がありました。加えて、壬生町長からは、町主催の若者支援事業の1つ「南信州SBP」に関する説明と参加者募集の呼びかけがありました。引き続き、PTA総会、学年、学級懇談会が行われ、1年間の高森中学校における教育活動等について、教員と保護者の皆さんとで見通しをもつ時間がもたれました。

 

4月22日(月)朝、1、2年生の教室の黒板には、修学旅行と計画休業のため4日間にわたって学校を留守にする3年生から、「留守を頼む!」の思いがこめられた、後事を託すメッセージが残されていました。

そして、4月28日(月)朝、3年生の教室の黒板には、後事を託されて3年生不在の高森中学校を一生懸命、誠実に守って生活した1、2年生から、「先輩、私たち頑張りました!」の思いがこめられたメッセージが書かれていました。

3年生のある女子生徒は、28日(月)に次のような生活記録を書きました。

「今日の朝、教室に入ったら黒板に1、2年生からメッセージが書かれていました。気持ちのこもったメッセージでとても驚いたし、うれしかったです。3年生のいない間もがんばってくれていたことが伝わってきました。この1,2生の気持ちに応えられるようにこれからもがんばっていきたいです。今日の授業評価カードには△がついていました。2つ2分前着席のチェック項目のところついていました。修学旅行もあってしばらく学校に来ていなかったこともあって、切りかえられていないかなと思います。全員で声をかけ合って時間に気をつけながら、水曜日からは△がつかないようにしたいです。」(Sさん)

―「信頼の往還」、これが校内に満ちる高森中学校をめざして、5月以降も生徒、職員がともどもに力を合わせて生活していきます。

 

【3年生から後輩へのメッセージ】

【後輩から3年生へのメッセージ】

 

4月22日(火)早朝、3年生130名と引率職員10名が、奈良、京都への修学旅行に出発しました。

22日(火)は、平等院、東大寺、興福寺、法隆寺を訪れます。

23日(水)は、グループにわかれて、京都市内の名所旧跡等をタクシーのドライバーの方の案内で見学します。

24日(木)は、学級ごとに選定したコースにわかれて名所旧跡を訪れ、高森町に帰ってきます。

4月2週目、生徒会主催の学校生活オリエンテーションが行われたり、1年生の校内巡り等が行われたり、PTA評議員会等が行われたりしました。

 

4月初旬、校庭の桜が満開となりました。すぐお隣の高森南小学校の校庭に植えられている桜の木々は、「日本一の学校桜」としてつとに有名ですが、高森中学校の校庭の学校桜も、それに負けず劣らずの美しさです。

 

4月5日(土)午後、令和7年度入学式・始業式がありました。

校庭の桜も咲き始め、新入生131名と上級生280名の新たな人生の始まりを祝うかのようでした。

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

上級生の皆さん、進級おめでとうございます。

「自ら考え、自ら動く」ひとりひとりが、「共に生きる」心と取り組みを通じて、「自主 自律 自省」を体現する高森中生になってほしいと思います。

3月27日(木)は、新年度準備のための登校日でした。

1年生と2年生が登校し、教室移動とそれに伴う大掃除、入学式の準備等に取り組みました。

 

令和7年度の入学式は、4月5日(土)午後に挙行されます。

 

3月18日(火)午前、3学期終業式が行われました。

47日間という短い学期でしたが、代表生徒3名の意見発表のことばには、2学期までの学校生活、家庭生活の中で培った学ぶ力を大いに発揮し、自分の成長と課題を確かに見つめ、これからの自身のあり方や生き方に深く思いをめぐらせる尊いありようがにじみ出ていました。

特に、3年生のS君が語った、「ふるさとを離れて寮生活をすることはさみしいが、自分の決めた道を信じて進みたい。そして、充実していた中学校3年間以上に、嫌になるぐらい忙しく充実した日々を過ごしたい。そして、常に手を抜いて生きていないか、自分に問い続けたい」とのことばには、校歌に歌われている「水豊かなる天竜」の「止まぬ姿」や「青空高き連峰」の「動がぬさま」そのものを感じました。

 

3月19日(水)午前には、卒業証書授与式が行われました。

3学期初日も雪景色が広がっていましたが、この日も、まるで冬に逆戻りしたような雪景色が広がっていました。

式は、厳粛な中にも温かな心の通い合いが感じられる、すばらしい雰囲気のなか進みました。そして、卒業生120名(飯田養護学校在籍で、本校に副次的な学籍をもつ生徒1名を含む)ひとりひとりが、髙宮明親校長から卒業証書を手渡されました。

卒業生からの答辞を述べた前生徒会長のIさんは、次のようなことばを在校生に贈りました。

 

「『人の人生が素晴らしかったどうかは、その人が亡くなる間際にしかわからない』と聞いたことがあります。それと同じで、中学校生活が楽しかったかどうかは卒業するまでわかりません。

 今、私たちが過ごした中学校生活のどこを切り取ってみても、素晴らしかったと思います。そして、充実した3年間だったと胸を張って言うことができます。

 1、2年生のみなさん、皆さんが中学校生活を終えるとき、この3年間が本当に楽しかったと思えるよう、一瞬一瞬を大切に、思い出に変わっていく日々の学校生活を一生懸命送ってください。」

 

Iさんが後輩たちに投げかけてくれた心づくしのことばは、その場に居合わせたすべての人たちの心の奥深いところまで届きました。

 

 

3月13日(木)午後、3年生を送る会(予餞会)が行われました。

真剣に歌う姿あり、笑顔と歓声ありの、本当に温かな雰囲気のあふれる1時間となりました。1、2年生が、「学校の顔」としてこの1年間、高森中学校の生徒活動を引っ張ってきた3年生へ感謝の思いを伝え、そして、卒業していく3年生が、後事を後輩へ託す思いを伝える姿には、同じ時空間を「共に生きる」営みを積み重ねてきた者たちにしか示し得ない真実を感じました。

会の最後に3年生は、60年前の統合中学校創立時から歌い継がれてきた「生徒会歌」を、気魄を込めて歌い上げてくれました。実に見事な歌声でした。

 

今進み行く 高森の

真の姿を 守らんと

みち一筋に 歩むとき

われら若人 手をつなぐ

 

来週3月19日(水)が、卒業証書授与式です。

 

3月7日(金)の給食では、高森町学校給食センターの皆さんからの特別なご配意により、恒例となっている3年生の卒業を祝福する特別給食献立「柿丸君そぼろご飯」が提供されました。各教室では、生徒から歓声が上がり、笑顔こぼれる嬉しい給食の時間となりました。

この日は、栄養士のSさんと4名の調理員の皆さんも来校されました。3年生の各教室では、義務教育時代の昼食を懸命に支えてくださったことへのお礼の言葉が、生徒から栄養士のSさんと調理員の方へ伝えられました。

給食はもちろんのこと、日々の教科の授業、総合的な学習の時間、生徒会活動、部活動でも、見えないところ、なかなか気づきにくいところで、本当に多くの方々の善意と愛情と熱意に根ざしたたくさんの支えがあって、高森中学校の生徒、職員は「なりたい自分への挑戦」(高森町教育大綱)をすることができています。まさに「有り難い」支えの存在に、改めて思いをいたした、特別給食のひとときでした。

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