2月14日(金)、3学期期末テスト(1、2年生)が行われました。
この日まで、今年度最後の定期テストでもあり意気込んで試験にむけた学習に取り組んだ生徒、なかなか学習に実が入らず十分な学習を行えなかった生徒、平常心でたんたんとテストの日を迎えた生徒など、さまざまな姿がありました。
テストへの向き合い方は、ひとりひとり、実に多様ではあります。しかし、「学校」という場所の良さのひとつは、そういった違いを本質的にもつ「ひとり」が、他の生徒との関わり合いの中で「ひとつ」になることで、これまでとは異なる「ひとり」になることができる、そういう機会や場をたくさん提供してくれるところです。そのことのもつ大切な意味が、2年生のある生徒の生活記録に綴られていました。
「今日の数学の授業はテスト勉強の時間で、オレは、分からない問題をまたT君に教えられながら解いてました。本当にT君の教え方が上手くて、まったく分からなかった証明の問題も少しは分かりました。」(2年生Y君の生活記録より)
3学期も、登校日数残り22日となりました。期末テストが終わると、いよいよ今年度の学習も、生活も総まとめの時期です。点数の高い、低いだけに眼と心を奪われることなく、そこに至るプロセスの質の高い、低いに眼と心を確かに向けて、進級と卒業後の新たな自分づくりに必要な手がかりを見いだせる、そんな残りの日々を生徒も職員も送りたいと思います。