学校ブログ

8月22日(金)、2学期が始業しました。

 

始業式では、3名の代表生徒から2学期の抱負が語られました。

1年生のAさんは、あいさつや返礼をしっかりしたり、家庭学習を充実させたりして、自分にごほうびをあげたいと語りました。

2年生のT君は、夏休み中に打ち込んだ水泳での成長の喜びを語るとともに、学習でも自分の高まりを実感できるような取り組みをしたいとの願いを発表しました。

3年生のNさんからは、将来の目標を見つけられる2学期にできるよう、時間の使い方と取り組みの質を高めたいとの思いが語られました。

 

髙宮校長からは、「好き」をとことん追い求め、「自ら考え、自ら動く」態度を実践したスラックラインの世界選手権で優勝した林映心さん(長野日大高校3年)の生き方を紹介し、2学期も「自ら考え、自ら動く」ことを大事に日々を過ごしてほしいとの話がありました。

 

84日間の2学期の学校生活が、市田柿同様に「熟柿」となるよう、全校生徒、職員がともに努力したいと思います。

 

 

7月22日(火)、1学期の終業式が行われました。

式に先立ち、中体連県大会等で入賞を果たした生徒の表彰、中体連北信越大会や各種競技の全国大会等へ出場する生徒の決意発表がありました。

その後、終業式では3名の代表生徒の意見発表と校長講話がありました。

1年生のM君は、学級長という役が自分を育ててくれたこと、数学の学習が難しいけれどおもしろいと感じられるようになったこと、部活動でレベルの高い競技力を身に着けることの醍醐味を感じていることなどについて語ってくれました。

2年生のMさんは、クラス替えで親しかった仲間と別のクラスになり不安があったが、担任の先生からの力強いあたたかな励ましや新しい仲間の支えもあって、気持ちよく生活ができていること、そして、クラスや自分が変化していくことへの喜びを語ってくれました。

3年生のM君は、修学旅行中に体調不良となった時に感じた、先生や仲間のありがたみについて、ユーモアを交えて語ってくれました。自分たちのさまざまな活動が、多くの人たちの見えるところ、見えないところでの支えによって成り立っていることへの感謝も語られました。

髙宮校長からは、1学期にたくさん見られた「自ら考え、自ら動く」生徒の姿について、特に1年生の「探究キャンプ」のようすを中心に、その頑張りや価値についての話がありました。そして、さらなる「自ら考え、自ら動く」姿の実現に向けて、この夏休みを「自ら考え、自ら動く」挑戦に満ちたものにしてほしいというねがいが伝えられました。

7月15日(火)放課後、清掃ピカピカ隊の第3回目の活動が行われました。今回は、15名の生徒が参加し、理科室内のシンク磨きを行いました。ふだんの清掃では、なかなかじっくり取り組めないシンク磨きですが、この日は30分間、一心不乱にシンクを磨く生徒の姿がありました。やはり、「自ら求めて動く」姿には、言い知れない力があります。

7月16日(水)の朝読書の時間、町の読み聞かせサークル「こんぺいとうの会」の皆さんが来校され、1年生に読み聞かせをしてくださいました。月に一度程度、各学年順を追って、「こんぺいとうの会」の皆さんによる読み聞かせが行われていますが、この時間を本当に楽しみに待っている生徒が大勢います。本への向き合い方は、「読む」だけにとどまりません。五感のすべての働かせて、本に宿っているメッセージを受けとめる心地よさを、みんなで味わうことのできる貴重な時間です。

7月18日(金)4校時、吹奏楽コンクールに出場する吹奏楽部の決意発表・演奏披露の会が行われました。気温がとても高く、演奏する側にとっても、聴く側にとっても好ましくないコンディションではありましたが、体育館の中は、両者の真剣さに満ちていました。吹奏楽部は、26日(土)に駒ケ根市の駒ケ根文化会館で行われる吹奏楽コンクールに出場し、演奏を披露します。

7月11日(金)3校時、保健体育科の研究授業が2年4組で行われました。

今回の研究授業は、9月12日(金)に行われる下伊那地区授業研究協議会の公開授業に向けて行われました。ちなみに、9月12日には、同じく2年4組が「現代的なダンス」に取り組むようすを通じて、校内研究テーマ「共に生きる授業の創造」に迫ります。

この日の授業は、「保健分野」の単元。生徒は6グループにわかれて(学級の生活班を活用)、ダミー人形と訓練用AEDを用いた心肺蘇生法を実践し、適切で効果的な心肺蘇生に必要な知識や技能について理解する、という授業でした。この授業では、2回行った心肺蘇生法の実践の際、①具体的な現場の状況を設定したこと(例:単純に路上に倒れていた人を発見 水難事故で心肺停止など)と、②ひとりひとりが異なった「心肺蘇生法についての知識・技能」、「役割」を与えて協力させる状況を設定したこと(例:ある人は心肺蘇生法はわからないしできない、ある人はかなりできるがAEDは使ったことがない、ある人は心肺蘇生法もAEDの使用もできるなど)の2点が工夫されており、そのおかげで、生徒は自分の役割を確かに果たしつつ、仲間と協力して真剣に学ぶことができていました。

授業後、M君はこうつぶやいていました。「ぼく、こういう授業、好きです」。

 

7月9日(水)、この日は月に一度程度取り組んでいる、「完全定時退勤日」でした。

高森中学校では伝統として、月に一度程度、職員全員が心を合わせて定時退勤を実践しています。

さすがに、定められている職員の退勤時間である16時45分に全員が退勤することは難しいですが、17時30分前後には、全職員が退勤をしています。この取り組みにより、勤務時間の有限さを自覚するとともに、子どもの前に明るさと元気さをもって立つことができるよう心身をリフレッシュすることを意図しています。

この日は、残務の整理がなかなか整わず、全員が退勤したのが18時になってしまいました。次回の「完全定時退勤日」には、より定時退勤に近づくことをめざします。

7月10日(木)2校時、すずらん学級(特別支援学級)の校外学習まとめの会がありました。髙宮校長と田中教頭が特別に招待され、2名の生徒の学びの成果の発信を聴きました。

すずらん学級の生徒は、学級で手作りしたクッキーを教職員や町役場職員に販売したことで得た収益を元手に、6月12日(木)に旧飯田市街地へ校外学習に出かけました。生徒は、JR飯田線を利用して移動し、飯田市立動物園を散策したり、トキワ劇場で映画鑑賞をしたり、昼食を飲食店でとったりして、ふだんの学校生活では味わうことのできない自由さや開放感を満喫しました。

7月10日(木)の発表会では、2名の生徒がプレゼンテーションソフトを巧みに利用して、聴き手を飽きさせない工夫をたくさんしながら、校外学習を通じて感じたことや考えたことを、情感を込めて発表しました。2名の生徒が、本当に楽しそうに発表する姿を見ながら、「楽しい」という気持ち、「やりたい」という気持ちが生み出すものの価値の豊かさということを、改めて実感しました。

 

いま、高森中学校の昇降口には笹の枝がしつらえられています。そして、そこには生徒が思い思いにつづったねがいごとが記された短冊が、たくさん結びつけられています。1枚1枚の短冊に綴られた生徒のねがいを読んでいると、もうずいぶん昔に、どこかに置いてきてしまった大切な何かを思い出させてくれるものがあります。

心の中に浮かぶ内なることばを、文字にしたり、声にしたりすることで、それを見たり、聴いたりする自分や、それを見たり、聴いたりする周りの人の心の中には、別の新しい思いが生み出されます。そして、その新たな思いが自分の言動を変える推進力になり、ひいては、自分が生きる世界を新しく創り、変えていくことにつながります。昇降口にしつらえられている笹の枝には、そういった力を秘めたことばが集まっています。そのせいでしょうか、多くの生徒がこの笹の枝の周りには集まってきています。

 

7月3日(木)放課後、生徒会整美委員会による特別活動「清掃ピカピカ隊」の第2回活動が実施されました。

今回、この「志願式清掃活動」である「清掃ピカピカ隊」に参加した生徒は、約20名。職員も数名、参加しました。気温も湿度も異常に高く、少し動くだけでも汗だくになるような陽気の中、集まった生徒と職員は、理科室の床にこびりついた汚れを一心不乱に落としていました。自ら求めて参加し、行動する姿に宿る底知れぬエネルギーには、自分たちが暮らす場所、世界を変える力があると感じます。

髙宮校長が折にふれて生徒と職員に語るモットー「自ら考え、自ら動く」を象徴する、第2回目の「清掃ピカピカ隊」活動となりました。

6月27日(金)、3年生では進路講話が行われました。この日は、下伊那農業高校、飯田女子高校、つくば開成学園高校の校長先生、教頭先生、本校卒業生で各校の現役の高校生の皆さんが来校され、高校の教育活動の紹介や進路選択に関わって大切になる考え方等について、熱心にお話をいただきました。13日(金)、20日(金)にも、下伊那地区の高校の校長先生、教頭先生、本校卒業生で現役の高校生の皆さんが来校され、同じように熱心にお話をいただいてきました。やはり、生徒にとっては、自分たちの先輩である高校生の皆さんから聴く、高校生活の実際や進学先を決めていったプロセスやその時の心情、受験勉強の実際等に関わるお話は、何にも代えがたい価値のある内容をもっていたようです。

 

6月30日(月)、7月1日(火)、1年生は今年度初めて計画した「探究キャンプ」に出かけました。

「高森の時間」(総合的な学習の時間)の取り組みの一環として実施した今回の「探究キャンプ」の1日目は、下伊那地区の14市町村に移住してきた方々14名を会場となった阿南少年自然の家にお招きし、14名の移住者の方から、それぞれの市町村に移住してきた理由をお聴きしたり、その内容を仲間と協力しながらひとりひとりがポスターにまとめました。

「探究キャンプ」2日目は、前日に移住者の方々からお聴きした内容をひとりひとりがポスターにまとめ、それを仲間と共有し合い、そのことを通じて、移住者の方々という「鏡」に映った下伊那地域の魅力を知ることをめざしました。

当然ながらこのキャンプは、仲間どうしで協力して学習を進めたり、夕食作りを一緒にしたり、仲間と一緒にレクレーションをしたり、キャンドルの集いを楽しんだりすることで、仲間どうしの相互理解を進め、親睦を深めることも大切な目的として実施されました。活動中の生徒の前向きな姿や生き生きとした表情からは、初めて実施した「探究キャンプ」が、実り多いものであったことがうかがわれました。

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